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小倉縞九寸名古屋帯

¥825,000 税込

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小倉縞九寸名古屋帯

草木で染めらた上質な綿糸…
伝統と技の小倉織は、折り重なる色糸が
音楽を奏でているようです。

小倉織の生産は、日本に綿布が普及し始めた江戸時代に、豊前小倉藩(現北九州市)で始まりました。
当時の小倉織は厚くて丈夫なことから、特産品として全国で珍重され、庶民の衣類にも広く用いられました。しかしその後、明治·大正期の機械生産の波に押されて昭和初期に途絶えました。
それを復元したのが、北九州市出身の
染織家 築城則子さん
地元の骨董店で、江戸時代の小さな小倉織と出合います。
この古布に魅せられ、試行錯誤を繰り返し、2000本以上の経糸を使うことによって、縦縞の配色、シルクのような艶としなやかな肌ざわりの現在の小倉織を完成させました。

経糸(たていと)に色を使い、緯糸(よこいと)は全く見えないほど強く打ち込まれています。
植物染料を使い、全ての植物には色が宿り、
枝一本ずつ染められる色味が異なると話されていました。(ホームページのYouTubeより)

また、縦糸が理知、緯糸が感情と思っているとも。
精緻に組み立てられた色糸の縦糸を、
一色の無地の緯糸がまとめていきます。

強く、美しくしなやかな縞の帯

ー 絶えず手を動かしていても、染場には静寂が漂い、神々しい気配すらある。白い糸が、染まる、色が生まれる。立ち合う私も一個の衛星と化して、空っぽにのみこまれてゆく。 ー
築城則子作品集「空即是色」と題された築城さんの文章より抜粋させていただきました。

こちらは、築城則子さんの名古屋帯です。
年間5反の生産が可能との事、希少な一本です。

※ 反物代のみとなります。

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